今回は、ダイエットサプリは本当に効くのか、というテーマについてお話しします。
このバレゾナンスダイエットルームの所長である徳武は、実は十年以上ダイエットサプリとか、健康食品とか、美容商品の営業会、主に通販業界で働いていました。
そこで、メーカーさんとも直接話したりとか、実際に企画会社としてダイエットサプリを作ったりとか、それから皆さんよく見たことあると思うんですけど、サプリとか美容商品のランディングページ(LP)と言われるやつ、簡単にいうと商品ページですね。
体験談が載ってたりとか「こんなにツルツルになりました」とか「こんなに痩せました」っていう、ちょっとこう縦長の長くなっているページ見たことあると思うんですけど、ああいうページをウェブデザイナーとして作っていたりもしました。
代表の徳武は大企業ではなく中小企業にいたので、もう営業から仕入れから、デザイナー、ホームページ作成、全部やってたんです。なので、上から下まで携わっていた経験があるので、ダイエットの裏の裏まで実は知り尽くして販売してました。
楽天さんってありますよね。楽天さんが事業を始めた直後の頃から実は楽天に出店している小売さん達と関わっていました。
楽天さんがまだ店舗数が全然足りなくて、佐渡島の雑貨屋さんみたいな所にまで営業行ってるとかっていう、そういう時代から実は楽天のお店さん達に対して、商品を卸してたりしてたんです。
楽天さんがあそこまで実は大きくなった一つの要因に、ダイエットサプリの販売があります。
当時勤めていた会社として関わっていただけでも売上はすごい金額になっていたので、間違いなく楽天さんの発展にサプリメントの販売は貢献していたんじゃないかなと思っています。
目次
ダイエットサプリがおすすめな人とそうでない人
サプリメントの有効性とかデメリットの真実はちょっと公ではなかなか言うことがはばかれる内容なので、詳しくは伏せますが、うちのこのダイエット心理カウンセリングでサプリメントは、基本的にはお勧め全くしてないです。ただ、一部、ある条件に達した人だけには勧めています。
サプリメントとはいってもダイエットサプリメントではなく、栄養補助食品の方です。
ある条件っていうのは、痩せた方なんですね。基本的な考えなんですけど、肥満レベルが高い方に、痩せる方法として何かをプラスしていくやり方は全くお勧めしてないです。
例えば、サプリを摂取してもらうとか、スーパーフードを食べてもらうとか、現状に追加する方法のことです。
肥満レベルが高い=BMIが高い方というのは、既にエネルギーをたくさん持ってしまっているので、入れることよりも出すことをまず先決にしたいです。
出すものは2つあります。1つはエネルギーを出すということ。
もう一つは便秘になってる方はうんちをちゃんと出すということです。この二つを、まず出すことからダイエットはスタートします。
そういった時に多少プロテインを飲んだりとか、ビタミン、ミネラルのサプリを飲んだりとか、たまにそういうことをお勧めする人もいますが、基本的には普通に食べていればサプリっていうのは必要ないんです。現代の人は本当にもう頭が発達しすぎていて、健康食品とかサプリとか私より詳しい人もたまにいます。中には、すごいこだわっちゃう人もいるんです。
例えば、こういう人もいました。玄米がいいということを意識しすぎて、玄米にめちゃくちゃこだわろうと思って、玄米を炊くお釜にまでこだわっていた人もいました。
「あれの何とかメーカーの何とかバージョンの方がいいんですよね」とか「その釜は何とか三層になってて、このコーティングがこうだから、こうでああで、そっちがいいでしょうかね」とか、すごい細かいことを聞いてくるんです。
もちろん私そんなこと知りませんし、その玄米一つで劇的に変わるかっていうとそういうことでもないんです。そういう人に限って、実はお菓子を普通に食べてたりします。その方もハッピーターンを職場でバカ食いしてますって仰ってたんです。
ハッピーターンをバカ食いしておきながら、玄米の釜の何とかバージョンにこだわるっていう構図。
客観的に見ると、そっち止めた方がいいんじゃないって、本当に冷静に見ると分かるんですけど、本人にするとわかんなくなっちゃうんです。
ハッピーターンはなかったことになっているのか、それぐらい食べてもいいんじゃないかなって思ってて、玄米の釜の製品の型版というか良し悪しにこだわっているという。
ハッピーターンの悪口を行っているわけではないので誤解しないでくださいねw。
でもそういう構図は実はよくあります。根本的な解決策が目の前にあるのにそれをやらないで、なんか重箱の隅をつつくようなことばかりしてるような方達って意外といます。
そういう方達ほど、すごく極端に言うとちょっと頑固な思考というか、こうした方がいいんじゃないっていうアドバイスをなかなかスッと受け入れられない状態になってる方が非常に多いです。そういう方達の特徴は、損得勘定がすごく発達してるんです。損得勘定っていうとお金のことだけではなくて、時間もあります。
ですから例えば、お昼ご飯を食べる時は何もしないで食べるなんてことはあり得ないと思っていて、スマホですとかPCを見ながら、何かこの時間持て余すの勿体ないから、情報を取ろうということでスマホを見ながら食べたりですとか、PC仕事をしながら食べたり、こういうことしてる人が非常に多いです。
また、こういう人達の特徴としてトイレも我慢するっていうのがあります。パソコン作業ですごく調子が良く、今ノリに乗っているっていう時におしっこに行きたくなっても、ここで集中力を途切れるのが勿体ないという発想になってしまって、我慢します。その結果、膀胱炎になったりとか、便秘になってしまっている方達が多いです。こういう方達はそこからちょっと変えていく必要があります。
ちょっと話は逸れてしまったんですけども、そういう方達ほどサプリもすごく熱心で「何とか製薬の何とかサプリはどうなんですか」とか「今度新しくEXバージョンとか、デラックスバージョンが出たんですけど、あっちはどうなんですかね」とか、そういうことを結構聞いてくるんですけども、じゃあまずスマホを見ながら食べるっていう行為自体を止めましょうとか。
トイレに行きたくなったらトイレに行くとか、そういったところからまず改めないとなかなかダイエットって進まないです。
脳とダイエットの知られる関係とは?
これには実はちゃんとした理由がありまして、脳が疲労しているっていうのもダイエット、肥満の原因の一個として考えてるんですね。脳って大脳の新皮質っていうものと、旧皮質っていうものと、二つに分かれてると言われています。
先程の効率性を重視する方達っていうのは、大脳新皮質っていうのをすごく使っています。交感神経といってもいいのかもしれないんですけど、要するに損得勘定とか合理性とか、勿体ないという感覚で原始的な欲求を司る大脳旧皮質の命令を、全て抑圧してしまっているんです。
大脳旧皮質の求めているものというのは、生理的な欲求です。食欲とか睡眠欲とかそういったもの。あとおしっこ出したいとか、そういった生理的な欲求を司っているのが大脳旧皮質。
それと反対で理性的な判断下すのが大脳新皮質なんですけど、大脳新皮質が大脳旧皮質の欲求を抑え込んじゃってるんです。これがずっと続くと良くないんです。やっぱり身体のバランス、心のバランスが崩れていってしまいます。
大脳新皮質と旧皮質、両方のバランスが取れて初めていい状態になるんです。ですからちゃんとおしっこ行きたい時はおしっこ行く。食べたいと思った時は食べることだけ集中して、自分が今食べているという、大脳旧皮質の欲求をちゃんと満たしてあげることが必要なんです。
大脳旧皮質と新皮質、両方の欲求をちゃんと満たしてあげると幸福感に包まれて、例えばそれ以上も甘いものはいらないとか、お菓子を食べてストレスを発散してたけど、ストレスそのものが生じてないから、だからお菓子を食べる必要がなくなったとか、こういう状態に持ってくことができるんです。
なので、またちょっと話が飛んでしまいましたけど、大脳新皮質と旧皮質、両方のバランスを取るということが非常に大事です。
サプリメントのダイエットに果たす本当の役割とは
サプリメントの話ですけれども、サプリメントはただ効果が全くないっていうことは言えないとも思うんです。効果が出る人もいます。ごく稀に。ただ、私だけの十年以上の、ダイエットサプリとか、美容商品の業界にいた経験値から言わせて頂くと、百人いて本当にそのサプリだけで効果があるっていうのは一人いるかいないか。千人いたら一人ぐらいいるかもしれないです。
それぐらいのレベルです。ただ、サプリメントは本当にその機能が細胞が活性化したりとか、カロリーカット¬できちゃったりとか、そういったちょっと本当に身体の中でメカニズムがどうなるかっていうのはさておいて、別の効果はあります。
例えば、プラセボっていう効果があるんです。プラセボって偽薬、嘘の薬、偽薬の効果のことで、お医者さんもこの偽薬、嘘の薬出すことが薬事法で認められているんです。
なんでかっていうと、お医者さんと患者さんの中でも患者さんが不安すぎて、薬を貰わないと落ち着かないっていう状態になっちゃってる患者さんには、本当に薬を渡しちゃうとやっぱり副作用もありますので、逆に危険になっちゃいますが、これがないと不安でしょうがありませんっていう人は、逆にあった方が落ち着くので、全く害のない何の影響も無い薬を渡すっていうことも認められています。
サプリメントもこのプラセボの効果がすごくあるんじゃないかっていうのは、実は私は通販業界にいる時は感じてました。
例えば、痩せるサプリを飲みました。飲んでますっていう状態の時って、どういう心理状態かっていうことなんです。
つまり、その人は少なからずダイエットをしようと意思があります。ですから、サプリを飲んでるんですけど、飲んでるけどちょっとこの甘いものは、どうせサプリも飲んでるし、ダイエット中だから止めようっていう、一種の痩せるための行動促進の機能が一つあると思っています。
もう一個は、例えば健康食品とかもそうなんですけど、この健康食品を飲んでると膝が痛くならないかもとか、頭痛が治るかもとか、鬱にならないかもとか、病気にならないかもという、そういう安心感みたいなのが生まれる方もいらっしゃいます。そするとその安心感から、何か怖い怖いと思っていたストレスが軽減する、そんな方もいるんじゃないかなと思っています。
三つ目のプラセボの効果としては、幸福感っていうのがあるかなと思います。この行動促進とストレス減によって私は今守られてるんだ、このサプリがあれば大丈夫だという、そのプラスの気持ちになったり、このサプリがあるから元気いっぱいなはずっていう、幸せ感みたいなのが出てくると、人間は幸せな状態になるとセロトニンが出ますので、このセロトニンを出すような心理的な役割があるんじゃないかなっていう気がしてます。
なので、サプリの効果としてまとめると、行動促進それから安心感、幸福感、このようなものが促進されるという意味では有効と考えています。
参考になれば幸いです。