映画館に行ったら絶対ポップコーンを食べたいと思っちゃう考えの癖を直す方法

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映画館に行ったら絶対ポップコーン食べたくなるのをどうにかした

皆さんは

ポップコーンがなければ映画館に行ったとはいえない!

と思うことはありますか?

クライアントさんと話していると、

  • 映画館に行ったらポップコーン食べないと映画館に行った気がしない
  • 野球観戦に行ったら、ビールとフライドチキンとポテトチップスを絶対に食べる
  • お祭りに参加するときは日本酒を一升瓶(約1.8リットル)空かしちゃう。
  • SA(サービスエリア)に行ったら、売店のソフトクリームを必ず食べたい

というお話を聞くことがあります。

その場所にったら、これを食べたい、食べないと行った気がしない

という思考が働いているのですね。

 

その考え、無くなったら良いのに~と思ったことはありませんか?

本当はそれほど欲しくないけどセットで考えてしまうことを止められる方法があります。

目次

ストレスには2つあることを理解し、すぐに消えるストレスは過剰に反応しない

心情に反して決して消えないストレスと一過性のストレスがあることを理解すると食べたい気持ちが不思議と収まります。

実際にクライアントさんとやり取りした例を挙げますのでご覧ください。

映画館に行ったらポップコーンは食べるものと決めていた

私:「今までは順調にカロリーコントロールできてましたがこの日、映画館に行ったときポップコーンを食べてますよね。これって予定にあったのですか?」

クライアントさん:「いえ、、。映画館に行くことも予定になかったのですが突然行けることになって行ったらついポップコーンを頼んでしまいました。」

私:「お腹が空いていたのですか?」

クライアントさん:「いいえ。特に空いてはいなかったのですが、映画館に行ったらポップコーンは食べるものと決めているので、、、。

このような自分ルールを決めている方が多いです。しかも言われてみたらそう思っていたということも多く、知らずのうちにそのルール通りのことを毎回してしまうクライアントさんが多くいらっしゃいます。

ルールを破るのは体に悪い?

私:「この状況だと、こうしたい、という思いが強いですよね。

では、逆にそれをしないとどうなりますか?」

クライアントさん:「うーん、何だかとっても欲求不満です。」

私:「ストレスを強く感じるということですか?」

クライアントさん:「はい、それをしないとストレスが溜まって体にも影響が出そうな気がします。

私:「というと・・・?」

クライアントさん:「頭ではとっても欲しいと思っているから、

それを無理に食べずに抑えるとストレスが溜まって逆に反動も怖いし、

そういうストレスが原因で健康に被害が出そうな気がします。。。

クライアントさんに多い考え方の1つに、

「我慢すると健康に害が出そうだから、食べる」

ということがあります。

我慢は体に良くない

というフレーズが頭を支配しているのですね。

でも、待ってください。

体重が健康的な数字をオーバーしている場合、まず考えないといけないのは、

肥満による健康被害ですよね。

ですが、クライアントさんは病気が発生するリスクの高い肥満の状態を抜け出すより

栄養失調が怖いからたくさん食べる

ストレスを我慢すると身体に悪そうだから食べたいと思ったら食べるようにしている

と考えている場合が多いです。

ストレスには2種類あることを理解して落ち着かせる

「では」、と当ダイエットルームではそこでツッコみます。

私:「ストレスを我慢すると身体に悪そうという理由はよくわかります。でも、どの状況に対するストレスかで

身体が悪くなってしまうものとそうならないものとあるのではないでしょうか?」

クライアントさん:「??」

私:「例えば、アナタが会社の営業マンだとして、

商品に欠陥があるのにもかかわらず、黙っていればわからないという理由で、

それを伏せて販売することを会社から命令されたとします。

他の営業マンは売上のためだからという理由で納得していますが、

あなたは本当のことをお客様に言いたかったり、同じ考えの同僚がいないことにひどくストレスを感じているとしましょう。

しかし、上司が恐かったり会社の売上を考えたり、同じ考えの人が社内にいないから言い出せない、、、

という状況が続けば『ストレスで胃潰瘍になる』、ということもあるかもしれませんね。」

クライアントさん:「はい。」

私:「何故なら、それはアナタの信条や信念に反することをやっているからです。

『間違っていることがあった場合は素直に間違っていると言いたい』

という信念を抑えているからとてもストレスを感じますよね」

クライアントさん:「ええ。」

私:「でも、目の前に同僚からドーナツの差し入れを出されたとき、

食べたい!と思ってもそれを食べないことを我慢することは、信念や信条に反しないでしょう?

クライアントさん:「あ、、、そういえばそうですね。」

私:「でもそれもストレスと考えていますよね?

クライアントさん:「はい。」

私:「アナタの感じているストレスには

信条などに反する心からのストレス

と、

パッとト見せられて取り上げられたときに感じて時間が経てばすぐに忘れるストレス

2つあるのではないですか?

クライアントさん:「あー!そうですね、確かに!」

私:「2つ目の方は本当は体に負担なんて感じないですよね?

クライアントさん:「そうですね、言われてみるとそんな気がしてきました。どんなことでもストレスというイメージを持っていて『ストレス=体に悪い』という考えをしていました。

でもストレスの原因が違うと体に悪いイメージはなくなります。」

私:「そうですよね。1つ目の例は多くの人がストレスを感じると思います。

しかしドーナツの例は、例えば甘いものが苦手な人だったら食べないことに全くストレスを感じません。

また体重や健康をコントロールできている人も、食べないことにストレスを感じません。

それは今、別に食べたくないからとか、このドーナツは食べる予定なかったからとサラリと流すからです。

アナタは体重をコントロールしたいから今、ダイエットカウンセリングをしていますね。

だからコントロールできている人と同じく、

ドーナツがある=食べないと損! ではなく、

ドーナツがある=だから何?

という考えを本来は当然のように持てるようになれるのです。

ですから、今後、映画館に行ってポップコーンを食べないとしてもストレスに感じる必要はないですよ。」

クライアントさん:「あー!そうですね。何だか考え方が変わりそうです。」

思考を分解する癖を持つことが大事

いかがでしたか?

我慢は健康に良くないという思考をお持ちの方は

その思考をまず分解して見てください。

考えの分解、は実はダイエット成功の一つの思考方法です。

我慢の対象物が何か?

それは、自分の健康を害する程の本当に心からの信条に反する思いなのか

デパートの試食でとても美味しそうなものがある、でも先を越されてて食べられなかった!

というすぐに忘れることの出来るストレスなのか

その辺りを落ち着いて考える癖を持ちましょう。

すぐにできなくて良いんです。

思考の癖はスポーツと一緒です。

自転車乗りを同じと行っても良いかもしれません。

最初は意識して思い込みます。その段階では強いストレスを感じるでしょう。

でも2回目、3回目とやっていくうちに自然に思わなくなります。

また別のこと、例えば映画館+ポップコーンのセットが無くなったら、野球+ビールのセットに取り組んでいきましょう。

焦らず、1つずつこなしていくことが大切です。

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